3年生は中学受験のスタートラインとして、早すぎるのではないのかと思われるかもしれません。
私たちの3年生のとらえ方は、次の学年に関しての準備を入念にする学年と位置付けています。
まず算国の勉強の習慣をつける、計算テキスト、漢字の練習を取り組みます。
また、算数に関しては学校の進度よりもかなり早くなりますが、先取り学習のメリットを次学年以降につなげられるように楽しく進めていきます。
国語に関しては文章を読む練習をして、そこから要点をつかむ練習が中心になります。
4年生は本格的に受験勉強が始まります。
週3回の学習を通じて、理解を深めていきます。
また、ここから得意科目を一つ作り上げるようにアドバイスをしていきます。
それが理系科目か文系科目かは授業の様子やご家庭とのご相談で決めていきます。得意科目が一つできれば、それを継続しながら次の科目に取り掛かります。
理社は実験や各種映像を交えて、「楽しい!」から入ることで好奇心から勉強に取り組む姿勢を作ります。
そうすることで次学年につなげ、達成感を味わいながら次のステージに上がれるようにします。
5年生になるとカリキュラムがさらに濃くなり、大変になってきます。
特に5,6月に関しては季節の変わり目、学校行事、カリキュラムの消化、大きな連休が無い事でモチベーションが低下します。その時にモチベーションを下げずに前向きに取り組ませ、より得意科目を増やしながら安定した力を常時発揮できるように指導に当たります。
また、各講習では時間が大幅に増えますが、適度に休憩を入れることでリフレッシュさせながら、勉強に取り組む姿勢と集中力を養っていきます。
この学年で受験のカリキュラムは社会の公民分野以外、一通り取り組むことになります。大手のテストを受けることはあまり進めませんが、自分の立ち位置を確認するために受ける方もおられます。
受験学年の6年生は質が高い、なおかつ量が多いカリキュラムで進んでいきます。
5年のうちに培った集中力、学習に対する姿勢で勉強に取り組みます。カリキュラムは10月までに終了し、そこからは弱点補強、志望校対策に入っていきます。
また、レベル別に応じて大手の志望校判定テストを受けながら、現在のレベルの把握をしていきます。また、夏休み以降は授業時間以外に過去問の演習に入ります。過去問演習をし、添削をした後、先生に質問をする、その後弱点補強を行い、志望校合格に向けて取り組みます。
また9月以降は保護者面談を毎月実施し、一月校を含めた志望校の選定、現状把握、弱点補強の状況について説明します。