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合格体験記
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2022年度合格体験記 生徒③
【本文】
私は四年生の最後に
ひよし塾に転塾しました。
はじめは「宿題を提出する」
「小テストやテストで良い点数を取る」
ということが
目的になっていたので
それが受験にどう繋がるか
わからない状態で勉強をし、
解き直しもあまりせずに
なんとなく解いて終わり、
という感じでした。
五年生になると
ひよし塾のペースにも慣れ、
塾で自習する事も
当たり前になってきました。
先生方に言われた事は
素直にやる気になるのに
家で母から
「◯◯はしたの?」
「◯◯した方がいいんじゃない」
と言われるとイライラしてしまい、
やる気が一気に無くなり、
その日の勉強を
やめる事もありました。
家族で話し合い、
『自分のための勉強だから
お母さんは口出ししない。
助けて欲しいときは自分で言う』
ということに決めました。
自分のペースでできたことは
良かったのですが、
相変わらず解き直しは嫌いで、
質問も積極的にはしませんでした。
私の考えが変わった出来事が
六年生の時にありました。
私は、国語が得意というか、
他の科目に比べて
点数が取れていたので、
漢字や語句は自習しても、
文章問題の質問をすることが少なく、
質問しようとしている人が
数人いるだけで
後回しにして帰っていました。
そのせいで6年生になり
国語で全く点数が取れなくなりました。
そこで夏期講習では石井先生、
玉田先生から文章問題の解き方を
もう一度教えてもらいました。
質問したいことも
分かるようになりました。
このことがきっかけで
質問して分かるまで
解くことの大切さを知り、
過去問対策の頃には
国語で点数が取れるようになりました。
基本をおろそかにすると
成績が落ちるのはあっという間だ
ということを体験しました。
1月入試が終わったくらいで、
家族が体調を崩してしまいました。
私も体調を崩したら
どうしようという不安と
受験への緊張が重なり、
とても追い詰められました。
平日も早く塾に行きたかったのですが、
私のせいでみんなに
何かあったらどうしようと思い、
自宅で勉強をしました。
辛かったです。
最後は通塾し、
溜まっていた質問を
教えて頂いたり、
壮行会で沢山励ましてもらったりと
先生方に沢山お世話になりました。
そしてついに2月1日。
午前は第一志望校、
午後は併願校という組み合わせでした。
どちらもとても手ごたえがあり
結果を見るのが
少し楽しみでした。
しかし、結果は
どちらも不合格でした。
自信があった分、
とても悔しくて沢山泣き、
もう2日目は受けたくない、
もう絶対無理だという
気持ちになりました。
そんな時電話で玉田先生に
「受けないと絶対に後悔するよ!」
という言葉をもらい、
気持ちをリセットし
自分を信じてなんとか立ち直り、
試験を受けることにしました。
2日は別の併願校と
第一志望校の二回目でした。
2日目の朝、日吉駅で
有久先生と小野内先生と斎藤先生に
「いつも通りに解くように」、
「丁寧に解くように」
と声をかけてもらいました。
試験中にもその言葉を
何度も思い出しました。
結果は午前の併願校合格、
第一志望校繰り上げ合格者候補、
となりました。
1日とは違い、今度は嬉しくて
沢山泣きました。
3日は、第二志望校兼チャレンジ校でした。
不安ではありましたが
一生懸命問題を解きました。
結果はまさかの合格。
嬉しさより、驚きのほうが大きく、
実感が全然湧きませんでした。
数日後、第一志望校の
繰り上げ合格者の電話がきました。
しかし、繰り上げ合格の電話を
信じて待っている数日間で、
第二志望校での生活を
想像することが多くなり、
大変なこともあるかもしれないけれど、
第二志望校へ進学しようと決心しました。
これから受験をする皆さんに
伝えたい事は
「最後まで自分を信じ、困ったら相談する事」
です。
受験は大変だし
辛い事も沢山あります。
そんな時は自分だけで悩まず
家族や先生に相談してください。
きっと心に残り、成長できる言葉を
かけてくれます。
諦めずに最後まで
自分を信じて頑張ってください!
応援しています!
そして、
玉田先生、石井先生、小野内先生、
有久先生、齋藤先生、伊藤先生、
桑原先生沢山の事を教えてくれたり、
困っている時にすぐに助けてくださり
本当にありがとうございました。
ひよし塾を卒業するのが
本当に寂しいですが、
先生方の事はずっとずっと忘れません。
また会いに行きます!
【玉田より】
中学受験生活
お疲れ様でした。
よく最後まで頑張ってくれました。
素晴らしいと思います。
5年生の時に
ご家庭でそのような話が
あったのですね。
塾ではいつも前向きに
頑張ってくれている
印象があったので
読んだ時に驚きました。
家でのお母さんのお声がけは
私は親の立場なので
気持ちが十分わかります。
私も家で我が子が
のんびりしている様子を
見ると、ついつい
言ってしまいます。
他の生徒を見ていても
今は休憩時間なのだなと
理解しますが
我が子の場合は
健康状態や就寝時間を
気にするために
そして何より保護者として
心配が先に立つのでついつい
言ってしまうんですよね。
将来自分が親になったときに
それをしみじみ実感してくださいね。
よく、保護者面談や説明会で
「親の正論ほど腹が立つものはない」
と言うのですが
心理学の用語で
心理的リアクタンス
という言葉があります。
簡単にまとめると
「自由を制限されたときに起こる
それに抗おうとする性質」
という意味ですが
塾に来て講師に相談する際は
自由を制限されるのではなく
自分の内面から変化に対応しよう
という力が働いているので
アドバイスを正面から受け入れられる
のですが
両親からは内面的欲求が高まる前に
アドバイスがポンと飛んでくるので
抗ってしまうようです。
もしかするとお母さんは
もっと言いたかったのかも
しれませんがぐっと
飲み込んで
受験勉強に対して
真摯に向き合えるまで
待っていたのかもしれませんね。
そうだとすると今回の受験で
一番頑張ったのは自分自身で
一番サポートしてくれたのは
我々講師ではなく
徹底して「待つ」を
実践してくれたご両親でしょうね。
(「待つ」のは滅茶苦茶難しいよ~)
本当に「お陰様で」
という言葉を実感せずに
いられません。
6年生の国語に関しては
再度組み立てて
このようにすれば
解けるという点だけ
アドバイスをしました。
すぐに立て直しができたのは
アドバイスを受け入れて
くれたからです。
その後は高いところで
安定してくれたことが
うれしかったです。
入試前は大変でしたね。
焦ったと思います。
私も自主隔離で出勤停止に
なって焦っていました。
気持ちは少しだけわかります。
このコロナ禍での2年間
大変だったと思います。
しかしながら志望校を徐々に
変更していき
全ての受験校に
進学しても良い学校を
選んでくれました。
初日の結果は残念でしたが
初日に良い結果が出ていれば
3日目の合格は
なかったのかもしれません。
振り返ると全ての合格,残念な結果に
関しては必要な経験であったのかと
思います。
繰り上がったときは
その学校に行くのかと
思っていましたが
3日目の学校で頑張ると
聞いた後
あなたらしい選択だな
と思いました。
また、ご家庭も
本人の選択した道を
尊重してくれたのだと
思います。
これからも自分でしっかり考えて
周囲のアドバイスをたくさん受けて
自分自身で選択,決断をしていって
くださいね。
いつも応援しています。
また戻ってきてくれることを
待っています。
御通塾いただき
ありがとうございました。
玉田
私は四年生の最後に
ひよし塾に転塾しました。
はじめは「宿題を提出する」
「小テストやテストで良い点数を取る」
ということが
目的になっていたので
それが受験にどう繋がるか
わからない状態で勉強をし、
解き直しもあまりせずに
なんとなく解いて終わり、
という感じでした。
五年生になると
ひよし塾のペースにも慣れ、
塾で自習する事も
当たり前になってきました。
先生方に言われた事は
素直にやる気になるのに
家で母から
「◯◯はしたの?」
「◯◯した方がいいんじゃない」
と言われるとイライラしてしまい、
やる気が一気に無くなり、
その日の勉強を
やめる事もありました。
家族で話し合い、
『自分のための勉強だから
お母さんは口出ししない。
助けて欲しいときは自分で言う』
ということに決めました。
自分のペースでできたことは
良かったのですが、
相変わらず解き直しは嫌いで、
質問も積極的にはしませんでした。
私の考えが変わった出来事が
六年生の時にありました。
私は、国語が得意というか、
他の科目に比べて
点数が取れていたので、
漢字や語句は自習しても、
文章問題の質問をすることが少なく、
質問しようとしている人が
数人いるだけで
後回しにして帰っていました。
そのせいで6年生になり
国語で全く点数が取れなくなりました。
そこで夏期講習では石井先生、
玉田先生から文章問題の解き方を
もう一度教えてもらいました。
質問したいことも
分かるようになりました。
このことがきっかけで
質問して分かるまで
解くことの大切さを知り、
過去問対策の頃には
国語で点数が取れるようになりました。
基本をおろそかにすると
成績が落ちるのはあっという間だ
ということを体験しました。
1月入試が終わったくらいで、
家族が体調を崩してしまいました。
私も体調を崩したら
どうしようという不安と
受験への緊張が重なり、
とても追い詰められました。
平日も早く塾に行きたかったのですが、
私のせいでみんなに
何かあったらどうしようと思い、
自宅で勉強をしました。
辛かったです。
最後は通塾し、
溜まっていた質問を
教えて頂いたり、
壮行会で沢山励ましてもらったりと
先生方に沢山お世話になりました。
そしてついに2月1日。
午前は第一志望校、
午後は併願校という組み合わせでした。
どちらもとても手ごたえがあり
結果を見るのが
少し楽しみでした。
しかし、結果は
どちらも不合格でした。
自信があった分、
とても悔しくて沢山泣き、
もう2日目は受けたくない、
もう絶対無理だという
気持ちになりました。
そんな時電話で玉田先生に
「受けないと絶対に後悔するよ!」
という言葉をもらい、
気持ちをリセットし
自分を信じてなんとか立ち直り、
試験を受けることにしました。
2日は別の併願校と
第一志望校の二回目でした。
2日目の朝、日吉駅で
有久先生と小野内先生と斎藤先生に
「いつも通りに解くように」、
「丁寧に解くように」
と声をかけてもらいました。
試験中にもその言葉を
何度も思い出しました。
結果は午前の併願校合格、
第一志望校繰り上げ合格者候補、
となりました。
1日とは違い、今度は嬉しくて
沢山泣きました。
3日は、第二志望校兼チャレンジ校でした。
不安ではありましたが
一生懸命問題を解きました。
結果はまさかの合格。
嬉しさより、驚きのほうが大きく、
実感が全然湧きませんでした。
数日後、第一志望校の
繰り上げ合格者の電話がきました。
しかし、繰り上げ合格の電話を
信じて待っている数日間で、
第二志望校での生活を
想像することが多くなり、
大変なこともあるかもしれないけれど、
第二志望校へ進学しようと決心しました。
これから受験をする皆さんに
伝えたい事は
「最後まで自分を信じ、困ったら相談する事」
です。
受験は大変だし
辛い事も沢山あります。
そんな時は自分だけで悩まず
家族や先生に相談してください。
きっと心に残り、成長できる言葉を
かけてくれます。
諦めずに最後まで
自分を信じて頑張ってください!
応援しています!
そして、
玉田先生、石井先生、小野内先生、
有久先生、齋藤先生、伊藤先生、
桑原先生沢山の事を教えてくれたり、
困っている時にすぐに助けてくださり
本当にありがとうございました。
ひよし塾を卒業するのが
本当に寂しいですが、
先生方の事はずっとずっと忘れません。
また会いに行きます!
【玉田より】
中学受験生活
お疲れ様でした。
よく最後まで頑張ってくれました。
素晴らしいと思います。
5年生の時に
ご家庭でそのような話が
あったのですね。
塾ではいつも前向きに
頑張ってくれている
印象があったので
読んだ時に驚きました。
家でのお母さんのお声がけは
私は親の立場なので
気持ちが十分わかります。
私も家で我が子が
のんびりしている様子を
見ると、ついつい
言ってしまいます。
他の生徒を見ていても
今は休憩時間なのだなと
理解しますが
我が子の場合は
健康状態や就寝時間を
気にするために
そして何より保護者として
心配が先に立つのでついつい
言ってしまうんですよね。
将来自分が親になったときに
それをしみじみ実感してくださいね。
よく、保護者面談や説明会で
「親の正論ほど腹が立つものはない」
と言うのですが
心理学の用語で
心理的リアクタンス
という言葉があります。
簡単にまとめると
「自由を制限されたときに起こる
それに抗おうとする性質」
という意味ですが
塾に来て講師に相談する際は
自由を制限されるのではなく
自分の内面から変化に対応しよう
という力が働いているので
アドバイスを正面から受け入れられる
のですが
両親からは内面的欲求が高まる前に
アドバイスがポンと飛んでくるので
抗ってしまうようです。
もしかするとお母さんは
もっと言いたかったのかも
しれませんがぐっと
飲み込んで
受験勉強に対して
真摯に向き合えるまで
待っていたのかもしれませんね。
そうだとすると今回の受験で
一番頑張ったのは自分自身で
一番サポートしてくれたのは
我々講師ではなく
徹底して「待つ」を
実践してくれたご両親でしょうね。
(「待つ」のは滅茶苦茶難しいよ~)
本当に「お陰様で」
という言葉を実感せずに
いられません。
6年生の国語に関しては
再度組み立てて
このようにすれば
解けるという点だけ
アドバイスをしました。
すぐに立て直しができたのは
アドバイスを受け入れて
くれたからです。
その後は高いところで
安定してくれたことが
うれしかったです。
入試前は大変でしたね。
焦ったと思います。
私も自主隔離で出勤停止に
なって焦っていました。
気持ちは少しだけわかります。
このコロナ禍での2年間
大変だったと思います。
しかしながら志望校を徐々に
変更していき
全ての受験校に
進学しても良い学校を
選んでくれました。
初日の結果は残念でしたが
初日に良い結果が出ていれば
3日目の合格は
なかったのかもしれません。
振り返ると全ての合格,残念な結果に
関しては必要な経験であったのかと
思います。
繰り上がったときは
その学校に行くのかと
思っていましたが
3日目の学校で頑張ると
聞いた後
あなたらしい選択だな
と思いました。
また、ご家庭も
本人の選択した道を
尊重してくれたのだと
思います。
これからも自分でしっかり考えて
周囲のアドバイスをたくさん受けて
自分自身で選択,決断をしていって
くださいね。
いつも応援しています。
また戻ってきてくれることを
待っています。
御通塾いただき
ありがとうございました。
玉田