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合格体験記
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2022年度合格体験記 保護者様④
【本文】
娘は3年生の2月に
入塾させていただきました。
上の子もお世話なっていて
「先生の授業が面白い!」
とたびたび話していたので、
娘もひよし塾に通うことを
ずっと楽しみにしていました。
しかし、私は正直なところ
少し不安でした。
娘は早生まれで体も小さく
(当時、小学1年生と間違えられるほど)、
何より精神的に
幼いところがありました。
おっとりしていて
競争心もないので、
中学受験には
不向きだと思っていました。
もし途中で辞めたいと言ったら
無理をせず辞めさせよう・・・
とりあえず1年やらせてみよう、
という気持ちで入塾させました。
私の不安は、
半分的中、半分外れました。
宿題に追われる
毎日となり、
生活が激変しました。
始めの頃はそこまで
宿題も多くなかった
はずですが、
ゆっくりおっとりの娘には
手一杯でした。
さぼっているわけではないのに
とにかく時間がかかるため、
綿密なスケジュールを立て、
まるで売れっ子アイドルの
マネージャーのように
私が時間をキープし、
急かしながら何とか宿題を
終わらせる日々でした。
早々に音を上げるのでは
ないかと覚悟していましたが、
意外にも嫌がることなく塾に通い、
帰宅すると先生方が
授業中におっしゃったギャグ?を、
笑いながら話してくれました。
そして徐々に自分で
ペースをつかみ、
とりあえず1年、
という当初の目標が
達成されました。
5年生になり、
算数が難しくなってきて、
組み分けテストも思うように
点数がとれなくなりました。
その頃から、時々悔し涙を
見せるようになりましたが、
すぐに立ち直り、
楽しく塾に通い続けました。
秋になり、体調を
崩してしまいまいた。
何日も塾を休むことで
みんなから遅れをとってしまう
という焦りで、
娘は精神的にも
相当まいっていたようでした。
一か月程、まともに
塾に行けなかったと
記憶しています。
その間の先生方の
温かいご対応は、
今思い出しても
目頭が熱くなります。
辛そうな娘を見て
私自身もどうしたら
良いのか分からず、
玉田先生にたびたび
ご相談のメールを
させていただきました。
(お忙しいのに本当に
申し訳ありませんでした!)
「大丈夫です。
まだ追い付くことは十分に可能です。」
「〇〇さん(娘の名前)なら大丈夫です。」
とその理由とともに
ご返信をいただきました。
大丈夫・・・!というお声がけに
どれほど救われたか分かりません。
体調は少しずつ回復し、
塾にも少しずつ
行けるようになりました。
宿題は、漢字と計算しか
出来ない時もありましたが、
「漢字だけでも
やってりゃなんとかなる!」
とノートに書かれた
石井先生の達筆な文字、
「体調優先で。
宿題はできるとこだけでいいよ」
という有久先生の
優しいコメントを拝見し、
ひよし塾で良かった、
と心から思いました。
娘もどれほど
安心できたことでしょうか。
その後、6年生の夏頃から、
ゆっくりおっとりの娘に、
変化が見られるようになりました。
「一番最初に塾に行って
たくさん質問したい!」と、
ランドセルを置いたら
すぐに塾に向かうようになりました。
学校の疲れもあるようで
心配して送り出しても、
塾から帰ると逆に
元気になっていました。
土曜日や夏休みも
塾が開室している時間の
ほとんどを塾で
過ごしていたと思います。
なぜこれほど
やる気が出てきたのか
最初は分かりませんでしたが、
どうやら塾で仲良くなった
お友達の意欲的な姿を見て
刺激を受けたようでした。
「〇〇ちゃんたち、
いつも早くから自習室にきて、
一番遅くまで頑張ってるんだよ!」
と興奮気味に話していました。
環境は本当に大事だな、
と実感した瞬間でした。
それからの娘は、
ひたすら前を向いて走り抜きました。
9月から「過去問」が始まり、
思うような点数が取れなかったり、
同じミスばかりして、
先生方から厳しいコメントを
いただくことも多々ありましたが、
悔し涙すら見せず、
前向きに取り組んでいました。
この頃は、先生に質問をするのが
楽しくて仕方ない様子でした。
きめ細やかに
ご指導をしていただき、
「解けなかった問題が解けるようになった!」
と喜んでいる姿も
たびたび目にするようになりました。
それが、自信につながっていった
のではないかと思います。
そして迎えた
第一志望校の受験当日。
志望校へ向かう電車で、
娘は私とほどんど言葉を
交わそうとしませんでした。
顔つきも、なんだか
いつもと違う様子でした。
緊張しているのかな・・・
そのための励ましの言葉は
たくさん用意していました。
学校に到着し、
「緊張するのは
頑張ってきた証拠だよ。
楽しんで試験受けておいで」と
声をかけましたが、
その言葉を遮るように、
「大丈夫!!最高点叩き出してくるから!」
と、娘は振り向きもせず
試験会場に入っていきました。
なんと、たくましい・・・
本当にあの幼かった娘の
言葉なのかと、驚きと感激で
胸がいっぱいになりました。
無事合格をいただき、
塾で取り組んだ
プリント類などを整理していると、
ノートの切れ端に、
赤ペンで書いた詩のようなものが
出てきました。
『馬鹿は努力しても報われない・・・
生きているだけでいい』
などと、
辛辣な内容がびっしりと
綴られていたのです。
娘は慌てて
「あ~!見ないで~!」
と笑ってごまかそうとしましたが、
どんなに勉強しても
点がとれなくて一番苦しかった
6年生の始めごろに
書きなぐったものだと
話してくれました。
これほど思い詰めていた
時期があったとは…。
娘の中で、もがきながらも
どうにか気持ちに
折り合いをつけて、
立て直したのでしょう。
いつまでも幼いと
決めつけていたことを
恥ずかしく思うと同時に、
娘が大きく成長していたのだ
と気が付きました。
3年間を振り返り、
中学受験を経験して
良かったと実感しています。
そして、ひよし塾の先生方との
出会いに感謝の気持ちでいっぱいです。
ひよし塾でなければ、
途中で挫折していたと思います。
どんな時も、
娘に寄り添ってくださり、
ありがとうございました。
温かいお言葉も、
厳しいご指摘も、
娘を大きく成長させてくださいました。
ひよし塾で先生方や
お友達と過ごした日々は、
娘にとって大きな財産です。
本当にありがとうございました。
【玉田より】
お姉さんのころより
御通塾いただき
ありがとうございました。
お二人とも
本当によく頑張ってくれました。
やはり5年生の11月,12月ですね。
本当にお子様も保護者様も
苦しい時間だったと思います。
よく乗り越えてくれたと思います。
3年間全て順調とはいかないと
分かっていても
いつまでも復調しなければ
親子ともに焦りが出てしまいます。
焦っても解決しないと
分かっていても焦ってしまいます。
特に女子は成長期を
迎えてバランスをとるのが
難しい時期になり
本人が頑張ろうと思っても
頑張れない時期があります。
そんな中でも
大丈夫と言えたのは
今まで彼女がコツコツと
積み上げてくれていた勉強量と
ご家庭のサポートが
あったことです。
また、お姉さんも
季節の変わり目では
調子を崩して、その後復調して
くれたので必ず同じように
復調してくれると思いました。
また、6年生になったときに
秋から冬にかけて体調を
崩した時にどうするか
実は6年生の時
講師のミーティング時には
お子様の様子を確認することと
もし調子を崩した時に
どのようにサポートするか
構えておきましょうと
講師間でお話をしておりました。
6年生の後半で
5年生のような状況に
ならなかったことは
本当にうれしく思いました。
最後まで気は抜かなかったのですが
受験勉強に集中できたことは
ご家庭のサポートがあったからだと
思います。
本当にありがとうございました。
試験会場に向かう時
よほど自信があったのだと
思います。
それまでの準備,対策
万全の体制で試験に臨めたと
思います。
でも日頃の様子から
そのような発言が出てくるとは
思いませんでした。
頼もしいとともに
少し寂しくも思われたのでは
ないでしょうか。
子どもたちの成長は
うれしいのですが
できることが増えるたびに
どんどん自分のもとから
離れていってしまう
寂しさがあります。
親にとっては
本当に心身ともに健康に
生きてくれているだけで
いいのですが
お子様にとって
自分の中で葛藤することは
自分が思い描いている理想に
届いていないからで
それを現実にしようと
している今こそが
理想の中にいるということを
理解するにはもう少し
時間がかかると思います。
これからも
色々なことに対して
前向きに取り組んでいただけると
信じています。
もしうまくいかなかった時は
5年生の秋から冬のことを
思い出していただければ幸いです。
「あの時に比べれば」
と必ず思えるはずです。
本当によく頑張ってくれました。
志望校合格進学おめでとうございます。
これからも応援しております。
くれぐれもご家族の皆様
お体ご自愛ください。
御通塾いただきありがとうございました。
玉田
娘は3年生の2月に
入塾させていただきました。
上の子もお世話なっていて
「先生の授業が面白い!」
とたびたび話していたので、
娘もひよし塾に通うことを
ずっと楽しみにしていました。
しかし、私は正直なところ
少し不安でした。
娘は早生まれで体も小さく
(当時、小学1年生と間違えられるほど)、
何より精神的に
幼いところがありました。
おっとりしていて
競争心もないので、
中学受験には
不向きだと思っていました。
もし途中で辞めたいと言ったら
無理をせず辞めさせよう・・・
とりあえず1年やらせてみよう、
という気持ちで入塾させました。
私の不安は、
半分的中、半分外れました。
宿題に追われる
毎日となり、
生活が激変しました。
始めの頃はそこまで
宿題も多くなかった
はずですが、
ゆっくりおっとりの娘には
手一杯でした。
さぼっているわけではないのに
とにかく時間がかかるため、
綿密なスケジュールを立て、
まるで売れっ子アイドルの
マネージャーのように
私が時間をキープし、
急かしながら何とか宿題を
終わらせる日々でした。
早々に音を上げるのでは
ないかと覚悟していましたが、
意外にも嫌がることなく塾に通い、
帰宅すると先生方が
授業中におっしゃったギャグ?を、
笑いながら話してくれました。
そして徐々に自分で
ペースをつかみ、
とりあえず1年、
という当初の目標が
達成されました。
5年生になり、
算数が難しくなってきて、
組み分けテストも思うように
点数がとれなくなりました。
その頃から、時々悔し涙を
見せるようになりましたが、
すぐに立ち直り、
楽しく塾に通い続けました。
秋になり、体調を
崩してしまいまいた。
何日も塾を休むことで
みんなから遅れをとってしまう
という焦りで、
娘は精神的にも
相当まいっていたようでした。
一か月程、まともに
塾に行けなかったと
記憶しています。
その間の先生方の
温かいご対応は、
今思い出しても
目頭が熱くなります。
辛そうな娘を見て
私自身もどうしたら
良いのか分からず、
玉田先生にたびたび
ご相談のメールを
させていただきました。
(お忙しいのに本当に
申し訳ありませんでした!)
「大丈夫です。
まだ追い付くことは十分に可能です。」
「〇〇さん(娘の名前)なら大丈夫です。」
とその理由とともに
ご返信をいただきました。
大丈夫・・・!というお声がけに
どれほど救われたか分かりません。
体調は少しずつ回復し、
塾にも少しずつ
行けるようになりました。
宿題は、漢字と計算しか
出来ない時もありましたが、
「漢字だけでも
やってりゃなんとかなる!」
とノートに書かれた
石井先生の達筆な文字、
「体調優先で。
宿題はできるとこだけでいいよ」
という有久先生の
優しいコメントを拝見し、
ひよし塾で良かった、
と心から思いました。
娘もどれほど
安心できたことでしょうか。
その後、6年生の夏頃から、
ゆっくりおっとりの娘に、
変化が見られるようになりました。
「一番最初に塾に行って
たくさん質問したい!」と、
ランドセルを置いたら
すぐに塾に向かうようになりました。
学校の疲れもあるようで
心配して送り出しても、
塾から帰ると逆に
元気になっていました。
土曜日や夏休みも
塾が開室している時間の
ほとんどを塾で
過ごしていたと思います。
なぜこれほど
やる気が出てきたのか
最初は分かりませんでしたが、
どうやら塾で仲良くなった
お友達の意欲的な姿を見て
刺激を受けたようでした。
「〇〇ちゃんたち、
いつも早くから自習室にきて、
一番遅くまで頑張ってるんだよ!」
と興奮気味に話していました。
環境は本当に大事だな、
と実感した瞬間でした。
それからの娘は、
ひたすら前を向いて走り抜きました。
9月から「過去問」が始まり、
思うような点数が取れなかったり、
同じミスばかりして、
先生方から厳しいコメントを
いただくことも多々ありましたが、
悔し涙すら見せず、
前向きに取り組んでいました。
この頃は、先生に質問をするのが
楽しくて仕方ない様子でした。
きめ細やかに
ご指導をしていただき、
「解けなかった問題が解けるようになった!」
と喜んでいる姿も
たびたび目にするようになりました。
それが、自信につながっていった
のではないかと思います。
そして迎えた
第一志望校の受験当日。
志望校へ向かう電車で、
娘は私とほどんど言葉を
交わそうとしませんでした。
顔つきも、なんだか
いつもと違う様子でした。
緊張しているのかな・・・
そのための励ましの言葉は
たくさん用意していました。
学校に到着し、
「緊張するのは
頑張ってきた証拠だよ。
楽しんで試験受けておいで」と
声をかけましたが、
その言葉を遮るように、
「大丈夫!!最高点叩き出してくるから!」
と、娘は振り向きもせず
試験会場に入っていきました。
なんと、たくましい・・・
本当にあの幼かった娘の
言葉なのかと、驚きと感激で
胸がいっぱいになりました。
無事合格をいただき、
塾で取り組んだ
プリント類などを整理していると、
ノートの切れ端に、
赤ペンで書いた詩のようなものが
出てきました。
『馬鹿は努力しても報われない・・・
生きているだけでいい』
などと、
辛辣な内容がびっしりと
綴られていたのです。
娘は慌てて
「あ~!見ないで~!」
と笑ってごまかそうとしましたが、
どんなに勉強しても
点がとれなくて一番苦しかった
6年生の始めごろに
書きなぐったものだと
話してくれました。
これほど思い詰めていた
時期があったとは…。
娘の中で、もがきながらも
どうにか気持ちに
折り合いをつけて、
立て直したのでしょう。
いつまでも幼いと
決めつけていたことを
恥ずかしく思うと同時に、
娘が大きく成長していたのだ
と気が付きました。
3年間を振り返り、
中学受験を経験して
良かったと実感しています。
そして、ひよし塾の先生方との
出会いに感謝の気持ちでいっぱいです。
ひよし塾でなければ、
途中で挫折していたと思います。
どんな時も、
娘に寄り添ってくださり、
ありがとうございました。
温かいお言葉も、
厳しいご指摘も、
娘を大きく成長させてくださいました。
ひよし塾で先生方や
お友達と過ごした日々は、
娘にとって大きな財産です。
本当にありがとうございました。
【玉田より】
お姉さんのころより
御通塾いただき
ありがとうございました。
お二人とも
本当によく頑張ってくれました。
やはり5年生の11月,12月ですね。
本当にお子様も保護者様も
苦しい時間だったと思います。
よく乗り越えてくれたと思います。
3年間全て順調とはいかないと
分かっていても
いつまでも復調しなければ
親子ともに焦りが出てしまいます。
焦っても解決しないと
分かっていても焦ってしまいます。
特に女子は成長期を
迎えてバランスをとるのが
難しい時期になり
本人が頑張ろうと思っても
頑張れない時期があります。
そんな中でも
大丈夫と言えたのは
今まで彼女がコツコツと
積み上げてくれていた勉強量と
ご家庭のサポートが
あったことです。
また、お姉さんも
季節の変わり目では
調子を崩して、その後復調して
くれたので必ず同じように
復調してくれると思いました。
また、6年生になったときに
秋から冬にかけて体調を
崩した時にどうするか
実は6年生の時
講師のミーティング時には
お子様の様子を確認することと
もし調子を崩した時に
どのようにサポートするか
構えておきましょうと
講師間でお話をしておりました。
6年生の後半で
5年生のような状況に
ならなかったことは
本当にうれしく思いました。
最後まで気は抜かなかったのですが
受験勉強に集中できたことは
ご家庭のサポートがあったからだと
思います。
本当にありがとうございました。
試験会場に向かう時
よほど自信があったのだと
思います。
それまでの準備,対策
万全の体制で試験に臨めたと
思います。
でも日頃の様子から
そのような発言が出てくるとは
思いませんでした。
頼もしいとともに
少し寂しくも思われたのでは
ないでしょうか。
子どもたちの成長は
うれしいのですが
できることが増えるたびに
どんどん自分のもとから
離れていってしまう
寂しさがあります。
親にとっては
本当に心身ともに健康に
生きてくれているだけで
いいのですが
お子様にとって
自分の中で葛藤することは
自分が思い描いている理想に
届いていないからで
それを現実にしようと
している今こそが
理想の中にいるということを
理解するにはもう少し
時間がかかると思います。
これからも
色々なことに対して
前向きに取り組んでいただけると
信じています。
もしうまくいかなかった時は
5年生の秋から冬のことを
思い出していただければ幸いです。
「あの時に比べれば」
と必ず思えるはずです。
本当によく頑張ってくれました。
志望校合格進学おめでとうございます。
これからも応援しております。
くれぐれもご家族の皆様
お体ご自愛ください。
御通塾いただきありがとうございました。
玉田